伽古屋note

ツイッターの拡張版として。たぶんアニメの話とか小説の話とか。

19年夏アニメ序盤感想

 今期は初回視聴した29作品のうち、21作が一話チェックを通過。

 とりあえず様子見で残した作品もあるので、最終的には13,4作に落ち着くと思うが、今期はかなり豊作だなという印象。

 そのなかから選りすぐりの作品を。

 

『荒ぶる季節の乙女どもよ。』

「性に翻弄される少女たち」というテーマが(少なくともコメディ系アニメの枠組みでは)とにかく斬新。群像劇であり、コメディであり、リアルと非リアルの匙加減、シリアスとコミカルの塩梅が絶妙。三谷幸喜っぽいというか、シチュエーションコメディ演劇っぽい脚本もグッド。安定しておもしろい。

 

『女子高生の無駄づかい』

 ギャグ系の作品は特に人を選ぶ傾向があってオススメが難しいんだけど、とにかく笑いのセンスが最高。こんなに声を出して笑ったのは久しぶり。1話後半の、バカが妄想を畳みかけるのがツボすぎる。あとOPが曲も映像も素晴らしい。中毒性高し。

 

『まちカドまぞく』

 久しぶりのきらら枠。安心安全安定のきらら枠は健在。非ヲタの人にべつにオススメはしないけど、とにかく最高。これだけで3ヵ月生きていける。

 

 

 今期は上記3本が飛び抜けておもしろい。

 特に上ふたつは見て損はさせないから、ぜひ。

 

 そのほか今期(序盤)でよかったのは、

ヴィンランド・サガ

『ロード・エルメロイ三世の事件簿 魔眼蒐集列車』

『グランベルム』

 いずれもストーリー性が核となる作品なので、まだ評価しづらい、という点もあり。特に「グランベルム」は読めなくて、今後の展開次第では傑作にも駄作にもなりうるかなと(底力は感じる)。

 ここに挙げた6作以外にもおもしろい作品が多く、質も、量も、今期はとても充実してる。前期がやや不作だっただけに、大変嬉しい。

 

 今回はさらっとこのへんで。

 それでは、よきアニメライフを。